こんにちは。児島惠美子です。
あるきっかけからご依頼いただき、職業講話「薬剤師の仕事」を話しに泉南中学校に行ってきました。
泉南中学校は、私の母校ではありませんが、
気持ちは、NHK教育「課外授業 ようこそ先輩」です。
通常は、大学生(薬学生)対象に講義をしている訳ですが、今回は中学生です。
相手は中学生、
私が何かを語りかけて、「小島よしお」ばりに「そんなの関係ぇねぇ」
と返されたらどうしよう…と思いながらの授業でした。
しかし、そんな不安は裏切られ、1時間弱、とても楽しかったです。
当たり前ですが、中学1年生というのは、1年前は小学生!
落ち着きがない!
隣の子を無駄に突っついたり、意味なく後ろを向いたりとイタズラをよくします。
ですが、私が話し始めると一生懸命話を聴いてくれるのです。

学級崩壊なんてなんのその。
中学生はエネルギーが有り余ってるのですね。
うまく彼らの好奇心を駆り立てれば、そのエネルギーをこちらに向けてくれる。
貴重な体験でした。
この依頼が来てから、「薬剤師の仕事」を今一度考え直しました。
薬学部に行くことによって、大きく
1.研究
2.臨床(病院、薬局)←この道に進む方が多いと思います。
3.教育
4.MR
5.その他
に分かれますよね。

1.研究は、病気を治療する物質を1つ発見するだけで、多くの人を救うことのできる素晴らしい仕事です。(もちろん、そのような物質を発見するまで容易ではありませんが。)
2.臨床は患者さんの側で患者さんの健康へのサポートをしていくことができます。患者さんに直接接する仕事であるだけに、やりがいも直接感じることができるでしょう。
3.教育は社会で役立つ薬剤師になってもらうため、薬剤師の卵を大切に育てていくこと。これも社会貢献度の高い仕事でしょう。
4.「MR」とは、「医薬品情報担当者」のことですが、医薬品には、それについての情報が必ず必要になります。これがないと、正しく医薬品を使ったり、副作用を回避することができません。医薬品に関する情報を集め、それを整理し、医療関係者に伝える、大切な仕事です。
5.その他として、最近増えてきましたが、「CRC(治験コーディネーター)」があります。新しい医薬品を世に誕生させるためには、膨大なお金と時間がかかります。その時間をできうる限り短縮し、臨床の現場に医薬品を普及させる手助けをします。
改めて思いましたが、
薬剤師の仕事って結構すごいじゃん!
と、改めて思いました。
私はMedisere(メディセレ)では、病院実務と製剤学を担当しています。
剤形の話も中学生にしてきました。
坐剤の話はみんな大喜びでしたね。
そして、私が最も嬉しかったことは、
薬剤師になりたいと思う子が結構いたこと
です。
これは、本当に嬉しかった。
多くの子供達が、ただ単に「収入が安定した仕事だから」という理由ではなく、
「やりがい(社会貢献)」を感じて薬剤師を目指してくれれば、
薬学部に競争が生まれ、薬学部に優秀な人材が集まります。
このかわいい中学生達が、高校3年生になっても薬剤師になりたいと思い続けてくれるように…
(私も薬剤師の端くれとして)薬剤師は誇りと、医療人である誇りをもって仕事をすべきだ、と思いました。
この時期、卒業試験に合格すると気が抜けたり、勉強する気持ちが起こらなくなると訴える学生さんがいます。
それは、人生の目標が
「卒業試験に受かること」
「国家試験に受かること」
にいつの間にかすり替わっているからです。
これでは、卒業試験終了後や国家試験が終わった後に燃え尽き症候群の様になるのです。
しかし、薬学生の本来の目標は、薬剤師として社会に貢献することです。
簡単にいうと「患者さんに頼りにされる、感謝される薬剤師になること」なのです。
国家試験は単なる通過点です。
本来は薬剤師になった後の方が苦労します。
薬剤師は一生勉強です。仕事をしながら医薬品、健康食品、サプリメント…
日々増加し、変化する情報を収集し、吟味して社会に提供しなければなりません。
こちらの方が大変です。
医師や看護師は、試験で合格することを最後の目標にしてはいません。
医学生、看護学生は、その先を見ています。
国家試験を受ける皆さん、高い志をもって、立派な薬剤師になってください。
おまけ
泉南中学校は和泉砂川駅が最寄り駅で、国家試験会場である桃山学院大学の最寄り駅を超えたところです。実は私は岸和田市岸城町生まれで、地元なのですが、
「わぁ~りゃ~、お~りゃ~」というドイツ人顔負けの巻舌会話を天王寺駅で聞き、和泉に戻ってきたなぁと別の意味でも楽しかったです。
Medisere SCHOOL 児島 惠美子
あるきっかけからご依頼いただき、職業講話「薬剤師の仕事」を話しに泉南中学校に行ってきました。
泉南中学校は、私の母校ではありませんが、
気持ちは、NHK教育「課外授業 ようこそ先輩」です。
通常は、大学生(薬学生)対象に講義をしている訳ですが、今回は中学生です。
相手は中学生、
私が何かを語りかけて、「小島よしお」ばりに「そんなの関係ぇねぇ」
と返されたらどうしよう…と思いながらの授業でした。
しかし、そんな不安は裏切られ、1時間弱、とても楽しかったです。
当たり前ですが、中学1年生というのは、1年前は小学生!
落ち着きがない!
隣の子を無駄に突っついたり、意味なく後ろを向いたりとイタズラをよくします。
ですが、私が話し始めると一生懸命話を聴いてくれるのです。

学級崩壊なんてなんのその。
中学生はエネルギーが有り余ってるのですね。
うまく彼らの好奇心を駆り立てれば、そのエネルギーをこちらに向けてくれる。
貴重な体験でした。
この依頼が来てから、「薬剤師の仕事」を今一度考え直しました。
薬学部に行くことによって、大きく
1.研究
2.臨床(病院、薬局)←この道に進む方が多いと思います。
3.教育
4.MR
5.その他
に分かれますよね。

1.研究は、病気を治療する物質を1つ発見するだけで、多くの人を救うことのできる素晴らしい仕事です。(もちろん、そのような物質を発見するまで容易ではありませんが。)
2.臨床は患者さんの側で患者さんの健康へのサポートをしていくことができます。患者さんに直接接する仕事であるだけに、やりがいも直接感じることができるでしょう。
3.教育は社会で役立つ薬剤師になってもらうため、薬剤師の卵を大切に育てていくこと。これも社会貢献度の高い仕事でしょう。
4.「MR」とは、「医薬品情報担当者」のことですが、医薬品には、それについての情報が必ず必要になります。これがないと、正しく医薬品を使ったり、副作用を回避することができません。医薬品に関する情報を集め、それを整理し、医療関係者に伝える、大切な仕事です。
5.その他として、最近増えてきましたが、「CRC(治験コーディネーター)」があります。新しい医薬品を世に誕生させるためには、膨大なお金と時間がかかります。その時間をできうる限り短縮し、臨床の現場に医薬品を普及させる手助けをします。
改めて思いましたが、
薬剤師の仕事って結構すごいじゃん!
と、改めて思いました。
私はMedisere(メディセレ)では、病院実務と製剤学を担当しています。
剤形の話も中学生にしてきました。
坐剤の話はみんな大喜びでしたね。
そして、私が最も嬉しかったことは、
薬剤師になりたいと思う子が結構いたこと
です。
これは、本当に嬉しかった。
多くの子供達が、ただ単に「収入が安定した仕事だから」という理由ではなく、
「やりがい(社会貢献)」を感じて薬剤師を目指してくれれば、
薬学部に競争が生まれ、薬学部に優秀な人材が集まります。
このかわいい中学生達が、高校3年生になっても薬剤師になりたいと思い続けてくれるように…
(私も薬剤師の端くれとして)薬剤師は誇りと、医療人である誇りをもって仕事をすべきだ、と思いました。
この時期、卒業試験に合格すると気が抜けたり、勉強する気持ちが起こらなくなると訴える学生さんがいます。
それは、人生の目標が
「卒業試験に受かること」
「国家試験に受かること」
にいつの間にかすり替わっているからです。
これでは、卒業試験終了後や国家試験が終わった後に燃え尽き症候群の様になるのです。
しかし、薬学生の本来の目標は、薬剤師として社会に貢献することです。
簡単にいうと「患者さんに頼りにされる、感謝される薬剤師になること」なのです。
国家試験は単なる通過点です。
本来は薬剤師になった後の方が苦労します。
薬剤師は一生勉強です。仕事をしながら医薬品、健康食品、サプリメント…
日々増加し、変化する情報を収集し、吟味して社会に提供しなければなりません。
こちらの方が大変です。
医師や看護師は、試験で合格することを最後の目標にしてはいません。
医学生、看護学生は、その先を見ています。
国家試験を受ける皆さん、高い志をもって、立派な薬剤師になってください。
おまけ
泉南中学校は和泉砂川駅が最寄り駅で、国家試験会場である桃山学院大学の最寄り駅を超えたところです。実は私は岸和田市岸城町生まれで、地元なのですが、
「わぁ~りゃ~、お~りゃ~」というドイツ人顔負けの巻舌会話を天王寺駅で聞き、和泉に戻ってきたなぁと別の意味でも楽しかったです。
Medisere SCHOOL 児島 惠美子
こんにちは。 しゃっちょうの児島惠美子です。
2月8日にラジオ関西さんで、
ばんばひろふみさんの「知性の玉手箱」にゲスト出演させてもらいました。
ラジオ関西さんは神戸のハーバーランドにあり、
バックはあの有名な神戸港風景の素晴らしいロケーションにあります。
さて、実は児島は高校生の時にラジオに出たことがあるのですよね。
でも、その時は取材?みたいな感じで、
3人の高校生が受験勉強体験中の今を語るみたいな感じでした。
しかも録音したのを流すという感じだったので、
一人の子が始めにどもりまくったので、
取り直し~みたいな(笑)気楽なモノでした。
しかし、今回は「生」放送でした。
打ち合わせをばんばさんとするのかな?
と勝手に予想して、その時に話す内容を詰めるのかな?
と、あまり策なしで、参加した児島は非常に驚きました。
打ち合わせなしです。
プロデューサーの人が、
「打ち合わせをしてからやると、ばんばの反応がうそになる。
さっき聴いた話をもう一度驚いてみせるみたいにね。だからしないですよ。」
ですって。
確かに・・・。
ということで、開始1分前にスタジオに入って、初顔合わせ。
よろしくお願いいたします。
の言葉の後に、すぐ本番スタート!策なしすぎる~!(汗)
この季節なだけに、心理カウンセラーとして、メディセレスクール校長として、
受験生の心構えと親御さんの心構えを中心に話してきました。
受験生に向けては
「人生に無駄な経験はない。苦しんだ分、人に優しくなれる。また、失敗ほど、今後の人生の宝となる。だから恐れないで!」
ということ。
親御さんに向けては
「口うるさくしないことが協力。応援していることと、失敗しても受け止めてあげることを伝えるだけでいいですよ。」
ということをお話してきました。
放送が終わってから、プロデューサーの人が
「今日のばんばんはのっていたから、児島さん、気に入られたよ。
これでばんばんファミリー入会決定だ!」
と言っていただきました。ほっ。
また、リスナーの方の参考になったかしらと不安に思っていたら、
「明日が息子の受験なんです、参考にします!」というお声を頂き、これまたほっ。
どうやらお役に立てたようで、嬉しかったです。
ちなみに、放送中に人の出入りがあり、扉がドンとなったりして、
音声が入らないかしら?といらぬ心配をしていましたが、
今の「高性能マイク」は前の音しか拾わないので、大丈夫だそうです。すげー!
色々勉強になりました。さあ、受験生頑張れ!!みんな頑張ろう!

☆ラジオ関西のサイトにもアップされてます。
ラジオ関西
Medisere SCHOOL 児島 惠美子
2月8日にラジオ関西さんで、
ばんばひろふみさんの「知性の玉手箱」にゲスト出演させてもらいました。
ラジオ関西さんは神戸のハーバーランドにあり、
バックはあの有名な神戸港風景の素晴らしいロケーションにあります。
さて、実は児島は高校生の時にラジオに出たことがあるのですよね。
でも、その時は取材?みたいな感じで、
3人の高校生が受験勉強体験中の今を語るみたいな感じでした。
しかも録音したのを流すという感じだったので、
一人の子が始めにどもりまくったので、
取り直し~みたいな(笑)気楽なモノでした。
しかし、今回は「生」放送でした。
打ち合わせをばんばさんとするのかな?
と勝手に予想して、その時に話す内容を詰めるのかな?
と、あまり策なしで、参加した児島は非常に驚きました。
打ち合わせなしです。
プロデューサーの人が、
「打ち合わせをしてからやると、ばんばの反応がうそになる。
さっき聴いた話をもう一度驚いてみせるみたいにね。だからしないですよ。」
ですって。
確かに・・・。
ということで、開始1分前にスタジオに入って、初顔合わせ。
よろしくお願いいたします。
の言葉の後に、すぐ本番スタート!策なしすぎる~!(汗)
この季節なだけに、心理カウンセラーとして、メディセレスクール校長として、
受験生の心構えと親御さんの心構えを中心に話してきました。
受験生に向けては
「人生に無駄な経験はない。苦しんだ分、人に優しくなれる。また、失敗ほど、今後の人生の宝となる。だから恐れないで!」
ということ。
親御さんに向けては
「口うるさくしないことが協力。応援していることと、失敗しても受け止めてあげることを伝えるだけでいいですよ。」
ということをお話してきました。
放送が終わってから、プロデューサーの人が
「今日のばんばんはのっていたから、児島さん、気に入られたよ。
これでばんばんファミリー入会決定だ!」
と言っていただきました。ほっ。
また、リスナーの方の参考になったかしらと不安に思っていたら、
「明日が息子の受験なんです、参考にします!」というお声を頂き、これまたほっ。
どうやらお役に立てたようで、嬉しかったです。
ちなみに、放送中に人の出入りがあり、扉がドンとなったりして、
音声が入らないかしら?といらぬ心配をしていましたが、
今の「高性能マイク」は前の音しか拾わないので、大丈夫だそうです。すげー!
色々勉強になりました。さあ、受験生頑張れ!!みんな頑張ろう!

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