こんにちは。
病態・治療、機能形態、免疫、微生物担当の川上絢美です。
先日書店でこの様な本を見つけました。

勉強法に関する書籍は片っ端から買いあさり
読んでいますのでこの本も購入して、行き帰りの電車の中で速読しました。
この本に書かれている記憶法というのは、「意味記憶」を思い出しやすい「エピソード記憶」に変換するというものです。
本題に入る前に「記憶」について少し勉強いたしましょう。
長期間保持される記憶には意味記憶とエピソード記憶があります。(他に陳述、非陳述、手続き記憶などがあります。)
意味記憶は言葉の意味や概念に関する記憶です。
一方、エピソード記憶はまさに「エピソード」出来事に関する記憶です。
このエピソード記憶の特徴は、単なる出来事だけを覚えているのではなく、場所や時間、その時の感情なども一緒に記憶されていることです。
エピソード記憶は場所や感情、時間などと関連させて「出来事」を記憶していますので、思い出しやすいのです。
時間、感情、場所など思い出すきっかけがいっぱいあり、ストーリー性を持たせることでさらにスムーズに思い出すことができます。
しかし、意味記憶はその言葉の意味を記憶しているだけですから、特別なキッカケがないと思い出せません。
と、いうことでこちらの本では
どのようにして意味記憶をエピソード記憶に変換するのか、例を見てみましょう!
例1)「不良債権」を記憶する場合
不良債権=不良+債権
不良→子供時代に悪(ワル)だった田中君
債権→酒井法子(音がにているから?…。)
覚え方
不良の田中君と酒井法子が手をつないでいる

ええええ!!!
例2)「フェノールフタレイン」を記憶する場合
フェノールフタレイン=笛+乗る+蓋+連
覚え方
笛に乗って蓋を連続して投げる

ええええ!!!
わざわざ、「笛に乗って蓋を連続して投げる」とするのですか…
この独創的すぎる展開はなんでしょう…
そして、
最初の単語よりも俄然長くなっている!!
そこまでしてエピソード記憶にこだわる必要性はないと思います。
ですが、この本の著者、竹下先生は私の様な人間のことはお見通しのようです。
以下一部抜粋
”こうして字に書くと面倒く思える連想にも慣れてくると、頭の中で数秒でできるようになるので、あきらめずにがんばってください”

がんばれません…
ただし、竹下先生、連想力、創造力がずば抜けていらっしゃいます。
この本には1〜100までの数字をさまざまな動物や物に連想した
変換表がついていました。
これは相当使える!!
もともと私はゴロ合わせを作る能力が極端に低く、
微妙なゴロ合わせを作成しては少し講義で披露ていました。
しか〜し!
この数字変換表を使えば、この私にも素敵なゴロ合わせが簡単に作成できます!
ということで、この表を使って
脂質異常症の診断基準のゴロ合わせを作成しました。
よかったら使ってください。
中世 以後は、ロンドン 石を ハードに 仕分け
中世→中性脂肪(トリグリセリド)
以後は→150mg/dL
ロンドン→LDL(冠動脈硬化最大の危険因子=悪玉コレステロール)
石を→140mg/dL
ハード→HDL(末梢のコレステロールを肝臓へ運搬=善玉コレステロール)
仕分→40mg/dL
「ロンドン石ってなんですか?」といったようなご質問にはお答えしかねます。
病態・治療、機能形態、免疫、微生物担当の川上絢美です。
先日書店でこの様な本を見つけました。

勉強法に関する書籍は片っ端から買いあさり
読んでいますのでこの本も購入して、行き帰りの電車の中で速読しました。
この本に書かれている記憶法というのは、「意味記憶」を思い出しやすい「エピソード記憶」に変換するというものです。
本題に入る前に「記憶」について少し勉強いたしましょう。
長期間保持される記憶には意味記憶とエピソード記憶があります。(他に陳述、非陳述、手続き記憶などがあります。)
意味記憶は言葉の意味や概念に関する記憶です。
一方、エピソード記憶はまさに「エピソード」出来事に関する記憶です。
このエピソード記憶の特徴は、単なる出来事だけを覚えているのではなく、場所や時間、その時の感情なども一緒に記憶されていることです。
エピソード記憶は場所や感情、時間などと関連させて「出来事」を記憶していますので、思い出しやすいのです。
時間、感情、場所など思い出すきっかけがいっぱいあり、ストーリー性を持たせることでさらにスムーズに思い出すことができます。
しかし、意味記憶はその言葉の意味を記憶しているだけですから、特別なキッカケがないと思い出せません。
と、いうことでこちらの本では

例1)「不良債権」を記憶する場合
不良債権=不良+債権
不良→子供時代に悪(ワル)だった田中君
債権→酒井法子(音がにているから?…。)
覚え方
不良の田中君と酒井法子が手をつないでいる

ええええ!!!
例2)「フェノールフタレイン」を記憶する場合
フェノールフタレイン=笛+乗る+蓋+連
覚え方
笛に乗って蓋を連続して投げる

ええええ!!!
わざわざ、「笛に乗って蓋を連続して投げる」とするのですか…
この独創的すぎる展開はなんでしょう…
そして、
最初の単語よりも俄然長くなっている!!
そこまでしてエピソード記憶にこだわる必要性はないと思います。
ですが、この本の著者、竹下先生は私の様な人間のことはお見通しのようです。
以下一部抜粋
”こうして字に書くと面倒く思える連想にも慣れてくると、頭の中で数秒でできるようになるので、あきらめずにがんばってください”

がんばれません…
ただし、竹下先生、連想力、創造力がずば抜けていらっしゃいます。
この本には1〜100までの数字をさまざまな動物や物に連想した
変換表がついていました。
これは相当使える!!
もともと私はゴロ合わせを作る能力が極端に低く、
微妙なゴロ合わせを作成しては少し講義で披露ていました。
しか〜し!
この数字変換表を使えば、この私にも素敵なゴロ合わせが簡単に作成できます!
ということで、この表を使って
脂質異常症の診断基準のゴロ合わせを作成しました。
よかったら使ってください。
中世 以後は、ロンドン 石を ハードに 仕分け
中世→中性脂肪(トリグリセリド)
以後は→150mg/dL
ロンドン→LDL(冠動脈硬化最大の危険因子=悪玉コレステロール)
石を→140mg/dL
ハード→HDL(末梢のコレステロールを肝臓へ運搬=善玉コレステロール)
仕分→40mg/dL
「ロンドン石ってなんですか?」といったようなご質問にはお答えしかねます。
こんにちは。しゃっちょうの児島惠美子です。
2月に関西ラジオの「知性の玉手箱」という、ばんばひろふみさんの生放送番組
にゲストとして出させていただきましたが、今回は谷敦さんの「Just for you」
という番組から出演依頼を頂きました。
お題は「関西経済を熱くする社長と対談!」です。そして、今回は収録でした。
「今回からラジオですが、映像も撮りま~す」
ということで、カメラマンさんもはりつき、なんだか落ち着かない・・・。
児島「あのう、一つ収録前にお伺いしたいのですが、この番組のリスナーはどん
な層の人たちでしょうか?」
ディレクターさん「さぁ。」
おっと、分析ナッシング!
児島「では、どんなことをお伝えしたらいいですかね?」
ディレクターさん「お好きにお話してくださっていいですよ。」
おっと、キラーパス!
ラジオというのは本当にクリエイティブなものだったのですね。
しかし、話はかなりもりあがり、結局1時間話しました。

でも、時間枠は10分です。
児島「話しすぎましたがどうなさるのですか?」
ディレクターさん「10分に編集します」と涼しい顔。
な、なんという編集能力!すごい・・・。
でも、どのように編集されるのかわからないので、収録って少し怖いなと思いま
した。生のほうが楽かも。
薬剤師の話をして、薬学活性化を図ろうと目論見ましたが、「薬剤師はちょっと
特殊な話になりますから、心理カウンセラーのほうがおもしろそうですよね」
と言われ、心理カウンセリング話が中心になりました。
一応、今回私の中では悩みを抱えているリスナーに向けて伝えたかったことは、
「失敗というのは転ぶことではなく、
転んだ後に立ちあがらない事。
人は誰でも転んじゃいます。そこで立ち上がれ!
立ち上がれたらそれは失敗にあらず。それは素晴らしい経験に変わる。」
ということだったのですが、伝わるでしょうか・・・。伝わってくれれば幸いです。
また、皆さんが立ち上がるお手伝いを私でできればと思っています。
収録終了後に私がみんなにしている「絵画療法」をやってほしいということで、ラ
ジオスタッフの方みんなでお絵かきを始めました。かなりおもしろがってくれまし
た。
言葉って難しくって、言葉では表せない事ってたくさんあるんですよね。
また、立場上言えないこととかもね。
でもそれを抱えていると、重たくなるから、絵を描いてもらうんです。
絵に描いたことだけで、カタルシス効果(自浄作用)があって、
なんだか告白したように楽になるんです。
ラジオスタッフの皆さんも色々大変だと思いますが、少しはすっ
きりしてくれていればよいのですが・・・。
すぐにもっと絵画療法の診断をしてほしいとご連絡を頂きましたので、
少しはお役に立てたようです。
放送は
10月19日(日)朝7時〜関西ラジオにて。

って、みんな寝てるよね?
誰が聞いてくれるんだろう?
やっぱりリスナーが読めないしゃっちょうでした。
ご興味のある方は聞いてみてください。
2月に関西ラジオの「知性の玉手箱」という、ばんばひろふみさんの生放送番組
にゲストとして出させていただきましたが、今回は谷敦さんの「Just for you」
という番組から出演依頼を頂きました。
お題は「関西経済を熱くする社長と対談!」です。そして、今回は収録でした。
「今回からラジオですが、映像も撮りま~す」
ということで、カメラマンさんもはりつき、なんだか落ち着かない・・・。
児島「あのう、一つ収録前にお伺いしたいのですが、この番組のリスナーはどん
な層の人たちでしょうか?」
ディレクターさん「さぁ。」
おっと、分析ナッシング!
児島「では、どんなことをお伝えしたらいいですかね?」
ディレクターさん「お好きにお話してくださっていいですよ。」
おっと、キラーパス!
ラジオというのは本当にクリエイティブなものだったのですね。
しかし、話はかなりもりあがり、結局1時間話しました。

でも、時間枠は10分です。
児島「話しすぎましたがどうなさるのですか?」
ディレクターさん「10分に編集します」と涼しい顔。
な、なんという編集能力!すごい・・・。
でも、どのように編集されるのかわからないので、収録って少し怖いなと思いま
した。生のほうが楽かも。
薬剤師の話をして、薬学活性化を図ろうと目論見ましたが、「薬剤師はちょっと
特殊な話になりますから、心理カウンセラーのほうがおもしろそうですよね」
と言われ、心理カウンセリング話が中心になりました。
一応、今回私の中では悩みを抱えているリスナーに向けて伝えたかったことは、
「失敗というのは転ぶことではなく、
転んだ後に立ちあがらない事。
人は誰でも転んじゃいます。そこで立ち上がれ!
立ち上がれたらそれは失敗にあらず。それは素晴らしい経験に変わる。」
ということだったのですが、伝わるでしょうか・・・。伝わってくれれば幸いです。
また、皆さんが立ち上がるお手伝いを私でできればと思っています。
収録終了後に私がみんなにしている「絵画療法」をやってほしいということで、ラ
ジオスタッフの方みんなでお絵かきを始めました。かなりおもしろがってくれまし
た。
言葉って難しくって、言葉では表せない事ってたくさんあるんですよね。
また、立場上言えないこととかもね。
でもそれを抱えていると、重たくなるから、絵を描いてもらうんです。
絵に描いたことだけで、カタルシス効果(自浄作用)があって、
なんだか告白したように楽になるんです。
ラジオスタッフの皆さんも色々大変だと思いますが、少しはすっ
きりしてくれていればよいのですが・・・。
すぐにもっと絵画療法の診断をしてほしいとご連絡を頂きましたので、
少しはお役に立てたようです。
放送は
10月19日(日)朝7時〜関西ラジオにて。

って、みんな寝てるよね?
誰が聞いてくれるんだろう?
やっぱりリスナーが読めないしゃっちょうでした。
ご興味のある方は聞いてみてください。
こんにちは。
病態・治療、機能形態、免疫、微生物担当川上絢美です。
最近、「ショートタームコース」の申し込みが加速してきました。
ショートは、年明け1月からスタートし、2ヶ月で合格を目指すコースです。
現役生や社会人、大学院生の方にも通いやすいコースです。
昨年、このコースに通い見事合格を手にしたのが、
松阪(まつさか)講師です。

松阪講師には2ヶ月で合格を手にするノウハウがあるはず!
と、いうことで、次回は松阪講師の「2ヶ月で合格を手にする方法」です。
ショート受講を考えている方、もうすでに申し込まれた方、2ヶ月で合格を手にするショートの極意を公開します。
「学ぶ」は「まねる」に由来した言葉です。
勉強上手を真似てみましょう。
「松阪ブログ」ご期待下さい。
病態・治療、機能形態、免疫、微生物担当川上絢美です。
最近、「ショートタームコース」の申し込みが加速してきました。
ショートは、年明け1月からスタートし、2ヶ月で合格を目指すコースです。
現役生や社会人、大学院生の方にも通いやすいコースです。
昨年、このコースに通い見事合格を手にしたのが、
松阪(まつさか)講師です。

松阪講師には2ヶ月で合格を手にするノウハウがあるはず!
と、いうことで、次回は松阪講師の「2ヶ月で合格を手にする方法」です。
ショート受講を考えている方、もうすでに申し込まれた方、2ヶ月で合格を手にするショートの極意を公開します。
「学ぶ」は「まねる」に由来した言葉です。
勉強上手を真似てみましょう。
「松阪ブログ」ご期待下さい。
「刈り取る」(生産する)ことに熱中しすぎて、
「刃を研ぐ」(生産能力を高める)ことを
忘れている人があまりにも多い。
スティーブ・R・コヴィー
「7つの習慣 最優先事項」
「勉強する」ことに熱中しすぎて、
「効率を高める」ことを
忘れている人があまりにも多い。
川上 絢美
Medisere SCHOOL
「刃を研ぐ」(生産能力を高める)ことを
忘れている人があまりにも多い。
スティーブ・R・コヴィー
「7つの習慣 最優先事項」
「勉強する」ことに熱中しすぎて、
「効率を高める」ことを
忘れている人があまりにも多い。
川上 絢美
Medisere SCHOOL
こんばんは。
病田生理・薬物治療、機能形態川上絢美です。
前々回のブログは黒木講師が書いてくれました。
実は、私が彼にブログを書くようお願い(あくまでもお願いです)をしました。
黒木講師は大学時代、授業には出席せず、試験前は一夜漬け、という
真面目という言葉の対極に位置するような生活を送っていたようです。
しかし、Medisereに通い始めてからは、
欠席、遅刻は一切無し!
2回実施された模擬試験では
常に190点以上をマーク
しておりました。
本番の国家試験でももちろん200点には及びませんでしたが、
190点以上をマークしました。
当然、彼のMedisere時代の勉強法は、これから国試を受験する学生の役に立つはずです。
彼は「勉強が上手」です。
どんな方法で勉強していたのか公開して欲しい、とお願いしたわけです。
なぜ彼は大学時代とは180°違う成績を修めることができたのでしょう?
(もちろん選んだ予備校が良かった、ということもあると思いますが。)

なぜ、勉強しようと図書館に行き3分以上勉強が持続しなかった(集中切れんのはやっ!)彼が電車での勉強を継続できたのでしょうか?
なにか秘訣があるはずです。
それは…
習慣化したからです。
習慣化するとはどういうことでしょう。
みなさんは、朝洗顔して歯を磨きます。
もし、歯磨きしないと何とも気持ち悪いし、歯磨きしていないことが気になって気になった仕方ないと思います。
勉強も歯磨きと同じ状態にしてしまえばいいのです。
では、習慣化させるための秘訣とはなんでしょうか?
それが、黒木講師のブログの中にあります。
(以下、黒木講師のブログの抜粋)
電車内勉強法第1日目
気合いを入れてオレンジブックを開き、勉強開始!
(3分後)
・・・・・zzzz
いきなりスタートにつまずいてしまいました。
しかし、
とにかく毎日続けることが必要。
一度休むとそのままさぼり癖がついて、過去の繰り返しになるだけ。
と、自分に言い聞かせ、毎日電車の中でオレンジブックを開き続けました。
一度だけ、黒木講師と一緒に東京へ出張したことがあります。
新幹線の移動中、私は睡魔に勝てず爆睡していましたが、
彼は新大阪〜東京間ずっと本を読みながら有機化学の勉強をしていました。
これにはさすがにビックリです。
つまり、継続させるコツとは…
例外を作らないことです。
黒木講師は、電車での勉強を決めました。
しかし、初日からつまずきました。
普通なら、「自分には電車での勉強なんて所詮無理だ」と考え止めてしまいます。
ですが、黒木講師はとりあえず翌日もそのまた翌日もオレンジブックを開き続けました。
自分に「止めるよいキッカケ」を与えませんでした。
たとえば、朝のジョギングを始めたとしましょう。
数日間継続できたのですが、ある朝雨が降りました。
ここで「今日は雨が降っているので止めておこう」とすると
これがジョギングを「止めるよいキッカケ」になります。
習慣化させるには、このような「止めるよいキッカケ」を自分に与えないことです。
「例外規定を作らない」ことです。
雨が降ろうと、雪が降ろうとジョギングを続けます。
3週間継続すると3ヶ月継続できるようになります。
3ヶ月継続すると多くの場合1年継続できるようになります。
勝手にこれを3週間効果と呼ぶことにします。
つまり、この3週間効果によって生じるのが習慣化と言う現象です。
話は変わりますが、
9月から20名の学生を選抜して、土曜日に勉強会を開いています。
最初の1ヶ月間は、講師も参加して半ば強制的に行っておりました。
しかし、1ヶ月経った現在は学生が自主的に勉強会を開いています。
さらにノルマを倍に増やしての勉強会です。
これも実は3週間効果による習慣化です。
恐らく、勉強会を開いている学生達自身は、このような3週間効果など意識していないでしょうが…。
そして、
習慣化させるためには、もう1つコツがあります。
それは心理学者クレペリンによって発見された「作業興奮」を利用することです。
人間のやる気は、脳の中心部に位置する「側坐核」という場所でつくられます。
この側坐核を興奮させると「やる気」が湧いてきます。
しかし、ここを興奮させるためには、ある程度の刺激が必要です。
つまり、4分間作業を継続しなければならないのです。
4分間勉強を続けているとだんだん「やる気」になってきます。
3分では側坐核は十分興奮しません。
黒木講師の図書館での勉強が、最初の3分で挫折した理由は「作業興奮」にあると思います。
3分ではだめです。
ですから、勉強する気になれないときは5分でいいです。
勉強を始めてみましょう。
すると自然とモチベーションが向上してきます。
この作業興奮が起こるためには4分以上の刺激が側坐核に与えられなければいけません。
習慣化の最大の障壁は、
3分
3日
(よく三日坊主なんて言います)
そう、

のつく時です。
病田生理・薬物治療、機能形態川上絢美です。
前々回のブログは黒木講師が書いてくれました。
実は、私が彼にブログを書くようお願い(あくまでもお願いです)をしました。
黒木講師は大学時代、授業には出席せず、試験前は一夜漬け、という
真面目という言葉の対極に位置するような生活を送っていたようです。
しかし、Medisereに通い始めてからは、
欠席、遅刻は一切無し!
2回実施された模擬試験では
常に190点以上をマーク
しておりました。
本番の国家試験でももちろん200点には及びませんでしたが、
190点以上をマークしました。
当然、彼のMedisere時代の勉強法は、これから国試を受験する学生の役に立つはずです。
彼は「勉強が上手」です。
どんな方法で勉強していたのか公開して欲しい、とお願いしたわけです。
なぜ彼は大学時代とは180°違う成績を修めることができたのでしょう?
(もちろん選んだ予備校が良かった、ということもあると思いますが。)

なぜ、勉強しようと図書館に行き3分以上勉強が持続しなかった(集中切れんのはやっ!)彼が電車での勉強を継続できたのでしょうか?
なにか秘訣があるはずです。
それは…
習慣化したからです。
習慣化するとはどういうことでしょう。
みなさんは、朝洗顔して歯を磨きます。
もし、歯磨きしないと何とも気持ち悪いし、歯磨きしていないことが気になって気になった仕方ないと思います。
勉強も歯磨きと同じ状態にしてしまえばいいのです。
では、習慣化させるための秘訣とはなんでしょうか?
それが、黒木講師のブログの中にあります。
(以下、黒木講師のブログの抜粋)
電車内勉強法第1日目
気合いを入れてオレンジブックを開き、勉強開始!
(3分後)
・・・・・zzzz
いきなりスタートにつまずいてしまいました。
しかし、
とにかく毎日続けることが必要。
一度休むとそのままさぼり癖がついて、過去の繰り返しになるだけ。
と、自分に言い聞かせ、毎日電車の中でオレンジブックを開き続けました。
一度だけ、黒木講師と一緒に東京へ出張したことがあります。
新幹線の移動中、私は睡魔に勝てず爆睡していましたが、
彼は新大阪〜東京間ずっと本を読みながら有機化学の勉強をしていました。
これにはさすがにビックリです。
つまり、継続させるコツとは…
例外を作らないことです。
黒木講師は、電車での勉強を決めました。
しかし、初日からつまずきました。
普通なら、「自分には電車での勉強なんて所詮無理だ」と考え止めてしまいます。
ですが、黒木講師はとりあえず翌日もそのまた翌日もオレンジブックを開き続けました。
自分に「止めるよいキッカケ」を与えませんでした。
たとえば、朝のジョギングを始めたとしましょう。
数日間継続できたのですが、ある朝雨が降りました。
ここで「今日は雨が降っているので止めておこう」とすると
これがジョギングを「止めるよいキッカケ」になります。
習慣化させるには、このような「止めるよいキッカケ」を自分に与えないことです。
「例外規定を作らない」ことです。
雨が降ろうと、雪が降ろうとジョギングを続けます。
3週間継続すると3ヶ月継続できるようになります。
3ヶ月継続すると多くの場合1年継続できるようになります。
勝手にこれを3週間効果と呼ぶことにします。
つまり、この3週間効果によって生じるのが習慣化と言う現象です。
話は変わりますが、
9月から20名の学生を選抜して、土曜日に勉強会を開いています。
最初の1ヶ月間は、講師も参加して半ば強制的に行っておりました。
しかし、1ヶ月経った現在は学生が自主的に勉強会を開いています。
さらにノルマを倍に増やしての勉強会です。
これも実は3週間効果による習慣化です。
恐らく、勉強会を開いている学生達自身は、このような3週間効果など意識していないでしょうが…。
そして、
習慣化させるためには、もう1つコツがあります。
それは心理学者クレペリンによって発見された「作業興奮」を利用することです。
人間のやる気は、脳の中心部に位置する「側坐核」という場所でつくられます。
この側坐核を興奮させると「やる気」が湧いてきます。
しかし、ここを興奮させるためには、ある程度の刺激が必要です。
つまり、4分間作業を継続しなければならないのです。
4分間勉強を続けているとだんだん「やる気」になってきます。
3分では側坐核は十分興奮しません。
黒木講師の図書館での勉強が、最初の3分で挫折した理由は「作業興奮」にあると思います。
3分ではだめです。
ですから、勉強する気になれないときは5分でいいです。
勉強を始めてみましょう。
すると自然とモチベーションが向上してきます。
この作業興奮が起こるためには4分以上の刺激が側坐核に与えられなければいけません。
習慣化の最大の障壁は、
3分
3日
(よく三日坊主なんて言います)
そう、

のつく時です。
人生に一番害のある言葉は「明日」だ。
この言葉を一番多く使う人は、貧乏な人、成功しない人、
不幸な人、不健康な人だ。彼らはよく
「明日からダイエットとエクササイズを始める」
「明日から本を読む」などと言う。
私は明日を一度も見たことがない。
私にあるのは今日だけだ。
今日は勝者のための言葉で、明日は敗者のための言葉だ。
ロバート・キヨサキ
「金持ちお父さんの若くして豊かに引退する方法」
受験生に一番害のある言葉は「明日」だ。
この言葉を一番多く使う人は、成績の上がらない人、
勉強ができない人、合格しない人だ。彼らはよく
「明日から6時間勉強します」
「明日からは遅刻・欠席をしませんから、今日は休みます」などと言う。
合格者は明日ではなくて今からを大切にする。
合格者にあるのは今日だけだ。
今日は合格者のための言葉で、明日は不合格者のための言葉だ。
Medisere SCHOOL 川上 絢美
この言葉を一番多く使う人は、貧乏な人、成功しない人、
不幸な人、不健康な人だ。彼らはよく
「明日からダイエットとエクササイズを始める」
「明日から本を読む」などと言う。
私は明日を一度も見たことがない。
私にあるのは今日だけだ。
今日は勝者のための言葉で、明日は敗者のための言葉だ。
ロバート・キヨサキ
「金持ちお父さんの若くして豊かに引退する方法」
受験生に一番害のある言葉は「明日」だ。
この言葉を一番多く使う人は、成績の上がらない人、
勉強ができない人、合格しない人だ。彼らはよく
「明日から6時間勉強します」
「明日からは遅刻・欠席をしませんから、今日は休みます」などと言う。
合格者は明日ではなくて今からを大切にする。
合格者にあるのは今日だけだ。
今日は合格者のための言葉で、明日は不合格者のための言葉だ。
Medisere SCHOOL 川上 絢美
皆さん初めまして。
有機化学、分析化学、放射化学、生薬学を担当しております、
黒木、黒木、黒木でございます!(園部先生の初登場にかぶせてみました)
下の名前は央(ひろし)です。
(しゃっちょう、そろそろ覚えてください。ひろしです。ひ・ろ・し・・・)
ブログを書けという諸先輩方のプレッシャーにより初登場しました。

Medisereは勉強法指導にも力を入れていますので私の学生時代の勉強法を紹介してみようと思います。
実は私、大学を卒業するのに相当時間がかかってしまいました。
何故時間がかかったのか・・・
大学時代は直前に焦って一夜漬けの勉強ばっかり。
一夜漬けと言っても、勉強に集中し続けている時間はわずかなもの。
つまり勉強量の絶対的不足です。
それでも何とか卒業出来た(追い出された?)からには、国家試験は1回で合格したい。
しかし、このままでは長期記憶もできず、国家試験の膨大な範囲をカバー出来るわけがない。
ではどうすれば良いのか・・・
答えは簡単、毎日勉強すればいいのです。
毎日少しずつでも勉強を続ければ、直前に焦って、
1日4時間も5時間も勉強するより効率がよく、
体力的、精神的にも楽です。
私はメディセレに片道2時間かけて通っていましたので、
電車に乗っている時間に目をつけました。
電車に乗っている時間にボーッとしていても時間の無駄、
その時間に勉強すればわざわざ勉強する時間も作らなくて良いので効果的!
しかもエビングハウスの忘却曲線によれば1日後に77%忘れてしまいますので、
講義の次の日の朝に復習すれば効果は倍増!!
長期記憶も形成出来るので文句のつけようがない!!
ということで、毎朝電車の中で勉強することにしました。
電車内勉強法第1日目
気合いを入れてオレンジブックを開き、勉強開始!
(3分後)
・・・・・zzzz
いきなりスタートにつまずいてしまいました。
しかし、
とにかく毎日続けることが必要。
一度休むとそのままさぼり癖がついて、過去の繰り返しになるだけ。
と、自分に言い聞かせ、毎日電車の中でオレンジブックを開き続けました。
そうしていくうちに3分から始まった私の勉強時間は、
5分、10分、15分と少しずつ伸びていきました。
人間は毎日続けていくうちに慣れてくるものです。
最初、3分から始まった私の勉強時間は最終的には電車に乗っている全時間になりました。
むしろ電車の中程勉強に集中出来る場所は無いと言えるくらい電車の中で集中出来るようになりました。
電車はでっかい勉強部屋です!!
メディセレには名古屋や岡山から新幹線で通ってくれる人、東北から飛行機で通ってくれる人がいますが、通勤、通学に長時間かかる皆さんチャンスです!
薬剤師たるもの日々勉強です。しかし社会に出ればなかなか自分の勉強に時間を割けません。
学生の皆さんは薬剤師になったあと、無理なく勉強を続けられる方法を今のうちに見つけて下さい。
ちなみに国家試験試験終了後、当時ベストセラーだった「1日30分を続けなさい」という本を読むと、
「朝、電車の中で勉強をすることが効果的」と書かれていました。
有機化学、分析化学、放射化学、生薬学を担当しております、
黒木、黒木、黒木でございます!(園部先生の初登場にかぶせてみました)
下の名前は央(ひろし)です。
(しゃっちょう、そろそろ覚えてください。ひろしです。ひ・ろ・し・・・)
ブログを書けという諸先輩方のプレッシャーにより初登場しました。

Medisereは勉強法指導にも力を入れていますので私の学生時代の勉強法を紹介してみようと思います。
実は私、大学を卒業するのに相当時間がかかってしまいました。
何故時間がかかったのか・・・
大学時代は直前に焦って一夜漬けの勉強ばっかり。
一夜漬けと言っても、勉強に集中し続けている時間はわずかなもの。
つまり勉強量の絶対的不足です。
それでも何とか卒業出来た(追い出された?)からには、国家試験は1回で合格したい。
しかし、このままでは長期記憶もできず、国家試験の膨大な範囲をカバー出来るわけがない。
ではどうすれば良いのか・・・
答えは簡単、毎日勉強すればいいのです。
毎日少しずつでも勉強を続ければ、直前に焦って、
1日4時間も5時間も勉強するより効率がよく、
体力的、精神的にも楽です。
私はメディセレに片道2時間かけて通っていましたので、
電車に乗っている時間に目をつけました。
電車に乗っている時間にボーッとしていても時間の無駄、
その時間に勉強すればわざわざ勉強する時間も作らなくて良いので効果的!
しかもエビングハウスの忘却曲線によれば1日後に77%忘れてしまいますので、
講義の次の日の朝に復習すれば効果は倍増!!
長期記憶も形成出来るので文句のつけようがない!!
ということで、毎朝電車の中で勉強することにしました。
電車内勉強法第1日目
気合いを入れてオレンジブックを開き、勉強開始!
(3分後)
・・・・・zzzz
いきなりスタートにつまずいてしまいました。
しかし、
とにかく毎日続けることが必要。
一度休むとそのままさぼり癖がついて、過去の繰り返しになるだけ。
と、自分に言い聞かせ、毎日電車の中でオレンジブックを開き続けました。
そうしていくうちに3分から始まった私の勉強時間は、
5分、10分、15分と少しずつ伸びていきました。
人間は毎日続けていくうちに慣れてくるものです。
最初、3分から始まった私の勉強時間は最終的には電車に乗っている全時間になりました。
むしろ電車の中程勉強に集中出来る場所は無いと言えるくらい電車の中で集中出来るようになりました。
電車はでっかい勉強部屋です!!
メディセレには名古屋や岡山から新幹線で通ってくれる人、東北から飛行機で通ってくれる人がいますが、通勤、通学に長時間かかる皆さんチャンスです!
薬剤師たるもの日々勉強です。しかし社会に出ればなかなか自分の勉強に時間を割けません。
学生の皆さんは薬剤師になったあと、無理なく勉強を続けられる方法を今のうちに見つけて下さい。
ちなみに国家試験試験終了後、当時ベストセラーだった「1日30分を続けなさい」という本を読むと、
「朝、電車の中で勉強をすることが効果的」と書かれていました。

こんにちは。
衛生薬学担当の小倉佑介です。
先日、私用で和歌山に行きました。
標識を頼りに・・・
しかし、なかなかたどり着かなくて困りました。
だって標識がこれですもん。

現在地から目的地までが漠然としすぎ(遠すぎ)です(苦笑)。
ちなみにくどくなりますが、関西圏内を説明しますと今こんな感じです。

なんで、70kmも先の目的地をここでのせるんだと。
せめて、「なんば」「天王寺」「岸和田」・・・など
経由地点の目的地をのせてほしかったです。
しかも、実際の道は一方通行で行けないし。
ふぅ~。(分かりにくい話でごめんなさい)
さて、国家試験の勉強でも「国試合格」というのがゴールだとすれば、
いきなりゴールにたどり着くことは困難です。
いくつかのポイントをクリアーしてたどり着けるのかなと思います。
そこでこれ!!

模擬試験です。
これを受験すれば、個人カルテがもらえます(特典はそれだけじゃないですけど)。
まず自分を知ってください。
現時点で自分に何ができていて、何が足りていないのか、
手っ取り早く教えてくれるのが模擬試験です。
そして、弱点分野や自分の今やっている勉強方法が正しいかどうかもひと目で分かります。
Medisere(メディセレ)模試は、
薬剤師国家試験の分析、対策を徹底しているスペシャリストが作成する模擬試験です。
国家試験のヤマはもちろん。
良問が宝石箱のように詰まっております。
それらの問題にふれ、しっかりと自分の方向性を見つけてほしいです。
追伸:
もうすぐ、ハロウィンですね。
学生さんからいただきました。

かわいい袋です。ありがとうございます。
ハロウィンの模様は、
オレンジと黒です。
メディセレ(オレンジ)の中にも調和を取るクロ(黒)っ~がいます。
そして明日、初登場!!

斬新な勉強方法を伝授してくださいます。乞うご期待!!
衛生薬学担当の小倉佑介です。
先日、私用で和歌山に行きました。
標識を頼りに・・・
しかし、なかなかたどり着かなくて困りました。
だって標識がこれですもん。

現在地から目的地までが漠然としすぎ(遠すぎ)です(苦笑)。
ちなみにくどくなりますが、関西圏内を説明しますと今こんな感じです。

なんで、70kmも先の目的地をここでのせるんだと。
せめて、「なんば」「天王寺」「岸和田」・・・など
経由地点の目的地をのせてほしかったです。
しかも、実際の道は一方通行で行けないし。
ふぅ~。(分かりにくい話でごめんなさい)
さて、国家試験の勉強でも「国試合格」というのがゴールだとすれば、
いきなりゴールにたどり着くことは困難です。
いくつかのポイントをクリアーしてたどり着けるのかなと思います。
そこでこれ!!

模擬試験です。
これを受験すれば、個人カルテがもらえます(特典はそれだけじゃないですけど)。
まず自分を知ってください。
現時点で自分に何ができていて、何が足りていないのか、
手っ取り早く教えてくれるのが模擬試験です。
そして、弱点分野や自分の今やっている勉強方法が正しいかどうかもひと目で分かります。
Medisere(メディセレ)模試は、
薬剤師国家試験の分析、対策を徹底しているスペシャリストが作成する模擬試験です。
国家試験のヤマはもちろん。
良問が宝石箱のように詰まっております。
それらの問題にふれ、しっかりと自分の方向性を見つけてほしいです。
追伸:
もうすぐ、ハロウィンですね。
学生さんからいただきました。

かわいい袋です。ありがとうございます。
ハロウィンの模様は、
オレンジと黒です。
メディセレ(オレンジ)の中にも調和を取るクロ(黒)っ~がいます。
そして明日、初登場!!

斬新な勉強方法を伝授してくださいます。乞うご期待!!
最近、Medisereブログの更新間隔が短くなりました。
これに伴って、1日のアクセス数も増えてきました。
こうなると、がんばってしまいます。
以前「本番に弱い人」というテーマでブログを書いたところ、
数名の学生から「あれは、まさに自分です。」と言われました。
結構学生がブログを読んでいてくれているので、
これまたがんばる原動力になっています。
では、今回は「不安に押しつぶされる人」を考えてみたいと思います。なぜ、こんなことを考えるのかと言いますと、理由は2つです。
1つ目
問題というのは、原因がわかれば、80%は解決したも同然だから。
2つ目
「どうしてこのような気持ちになるのか?」を知ることで、自分の気持ちをある程度コントロールできるようになるから。
いいことずくめですね…
問題を解決するにはその原因を徹底的に追求しなければなりません。
ですから、悩みがどのような内容のものでも私は学生さんにいろいろ聞きます。

はい、私うざいですね…
しかし、少々私がうざくても、原因がわからなければいつまで経っても結果は同じです。
にもかかわらず、原因を考えない学生さんはすごく多いのです。
なんとももったいないことです。
学生面談をしていると、「自分は本番に弱いんです。」と言う人が良くいます。
でも、残念ながら「どうして本番に弱いのか」ということを考えた学生はほとんどいません。自分が本番に弱くなっている理由がわかっていないのです。
これでは問題を解決することはできません。
「不安に押しつぶされる人」も同様です。
どうして(誰しも不安はありますが)不安感がそこまで大きくなるのか、理由を考える人はとても少ないのです。
折角なので考えてみましょう…
なぜ、「勉強しながらも不安」という状態に陥るのでしょうか。
「勉強しながら不安」な人は、
このやり方で本当にいいのだろうか?
間に合うだろうか?
これで十分なのだろうか?
という考えにとらわれています。
ではなぜ、「このやり方で大丈夫なのだろうか?」思考が生じるのでしょうか?
このような思考にとらわれる人は、考えていないからです。
「勉強が上手な人」というのは、試験当日までの戦術が実によく練られています。
「勉強の上手な人」は考えに考え抜いた方法で勉強しています。
これが最善の方法なので、勉強している最中に不安にとらわれることが少ないのです。つまりこういうことです。
このやり方で本当にいいのだろうか?
→今考えられる最善の方法だ!
このやり方で間に合うだろうか?
→間に合うように考えた方法だ!とにかく前に進もう!
これで十分なのだろうか?
→「全てを完璧に」とまでは無理だが、必要なことは抽出している!
私が読んだ勉強法の本にこのようなことが書かれていました。
試験に合格するためには、
自分が決めた勉強方法に疑問を持たず、ひたすらやりましょう。
これは正しいのですが、やや説明不足です。
疑問や不安に負けず勉強するためには、その勉強法(試験当日までの戦術)を練りに練っている必要があるのです。
私は最初に「不安に押しつぶされる人」は
考えていないと書きました。
これは言い換えますと、
「不安に押しつぶされる人」ほど、がむしゃらに膨大な内容を勉強し始める
となります。
先日、実力テストが終了いたしましたので、ベーシックコースの学生20名と勉強法についてディスカッションしました。
私の目的は、
1.自分独自の勉強法の確立
2.その勉強法にしっかりとした理由づけができるようになる
ことでした。
どのように復習するか?
11月模試でより上位に位置するためにはどうすればいいか?
この2つの質問を投げかけてみました。
予想通りでしたが…
無謀すぎるスケジュール
具体性のない目標
のオンパレードでした。
しかし、これは仕方のないことです。
最初はみんなそうです。
そこで、「こので成績が上がる、そう思う理由は何?」
「それで本当に成績があがる?」と聞いてみました。
すると
ん〜と言って悩んでしまいます。
実は勉強しながら不安に押しつぶされる原因はここにあります。
成績が上がる、結果がでるという「絶対的な自信」が無いと、必ず途中で「ほんとうにこれでいいのだろうか?」という疑問が湧いてくるのです。そして、
不安に押しつぶされやすい人ほど、闇雲に勉強を始めます。
自己分析が十分行われず、ただただ問題を解いたり、参考書を読んだりします。
これも一つの方法ですが、残念ながら効率は良くありません。
効率が良くないのでさらに焦りが出ます。
また、闇雲に勉強を始める人は、無謀でタイトなスケジュールを自分に課します。当然ですが、過密なスケジュールはどこかで狂ったり、予定通り実行できかったりします。
風を引いて体調を崩す
どこかへ外出しなければならない
絶対狂います!
しかし、タイトなスケジュールは修正がききません。
どんどん最初の計画はずれ込んでいき、焦りが募ります。
そして、このやり方で「絶対に成績が上がる」という理由づけがなされていませんから
余計に不安が増大します。
これが「不安に押しつぶされる」原因です。
ですので、このベーシックコースの学生と行ったディスカッションでは、
「これで絶対に成績が上がるはずだ」というロジック(理論、理由)にこだわりました。
「これで成績が上がらないわけがない」というくらいの勉強法を考えてみようという指示をだしました。
そこで、各自に挙げてもらった勉強法を修正してもらい、
「絶対に成績が上がる!」理由も述べてもらいました。
この一言で彼らの目標が具体的なものになり、
スケジュールも確実にこなせるものになりました。
1回の指示でここまでできれば大したものです。
このディスカッション、2時間半もやりました。
こんなことを書くと、
「その2時間半が無駄なんじゃぁ…」
「その時間を勉強に充てた方がいいんじゃないの?」
そんな意見もあるでしょう。
しかし、この2時間半で彼らの勉強の効率は上がります。
効率が上がれば、1時間で2時間の効果を出せます。
また、不安にさいなまれる時間も少なくなります。
2時間半なんて簡単にもとがとれてしまいます。
人間は、どうしても不安があるとその気持ちを消してしまおう、消してしまおうとします。でも国家試験を前にすると誰しも不安な気持ちになるもんです。
消してしまおうとせず、一度
「こんなに不安になるのは…それはなぜか?」
と考えてみてください。
これも実は勉強の効率を上げる方法です。
「自分がなぜ不安なのかを考えてみる」これは心理カウンセラーがよく行うアプローチ方法なんです。
こうすることでセルフカウンセリング(自分自身をカウンセリングすること)が可能になります。
もし、心理学や心理カウンセラーに興味があれば、11月にカウンセラー養成スクールのオープン講座があります。(多少参加費がかかりますが)
よかったら参加してみてください。
沢山の発見があるはずです。
これに伴って、1日のアクセス数も増えてきました。
こうなると、がんばってしまいます。
以前「本番に弱い人」というテーマでブログを書いたところ、
数名の学生から「あれは、まさに自分です。」と言われました。
結構学生がブログを読んでいてくれているので、
これまたがんばる原動力になっています。
では、今回は「不安に押しつぶされる人」を考えてみたいと思います。なぜ、こんなことを考えるのかと言いますと、理由は2つです。
1つ目
問題というのは、原因がわかれば、80%は解決したも同然だから。
2つ目
「どうしてこのような気持ちになるのか?」を知ることで、自分の気持ちをある程度コントロールできるようになるから。
いいことずくめですね…
問題を解決するにはその原因を徹底的に追求しなければなりません。
ですから、悩みがどのような内容のものでも私は学生さんにいろいろ聞きます。

はい、私うざいですね…
しかし、少々私がうざくても、原因がわからなければいつまで経っても結果は同じです。
にもかかわらず、原因を考えない学生さんはすごく多いのです。
なんとももったいないことです。
学生面談をしていると、「自分は本番に弱いんです。」と言う人が良くいます。
でも、残念ながら「どうして本番に弱いのか」ということを考えた学生はほとんどいません。自分が本番に弱くなっている理由がわかっていないのです。
これでは問題を解決することはできません。
「不安に押しつぶされる人」も同様です。
どうして(誰しも不安はありますが)不安感がそこまで大きくなるのか、理由を考える人はとても少ないのです。
折角なので考えてみましょう…
なぜ、「勉強しながらも不安」という状態に陥るのでしょうか。
「勉強しながら不安」な人は、
このやり方で本当にいいのだろうか?
間に合うだろうか?
これで十分なのだろうか?
という考えにとらわれています。
ではなぜ、「このやり方で大丈夫なのだろうか?」思考が生じるのでしょうか?
このような思考にとらわれる人は、考えていないからです。
「勉強が上手な人」というのは、試験当日までの戦術が実によく練られています。
「勉強の上手な人」は考えに考え抜いた方法で勉強しています。
これが最善の方法なので、勉強している最中に不安にとらわれることが少ないのです。つまりこういうことです。
このやり方で本当にいいのだろうか?
→今考えられる最善の方法だ!
このやり方で間に合うだろうか?
→間に合うように考えた方法だ!とにかく前に進もう!
これで十分なのだろうか?
→「全てを完璧に」とまでは無理だが、必要なことは抽出している!
私が読んだ勉強法の本にこのようなことが書かれていました。
試験に合格するためには、
自分が決めた勉強方法に疑問を持たず、ひたすらやりましょう。
これは正しいのですが、やや説明不足です。
疑問や不安に負けず勉強するためには、その勉強法(試験当日までの戦術)を練りに練っている必要があるのです。
私は最初に「不安に押しつぶされる人」は
考えていないと書きました。
これは言い換えますと、
「不安に押しつぶされる人」ほど、がむしゃらに膨大な内容を勉強し始める
となります。
先日、実力テストが終了いたしましたので、ベーシックコースの学生20名と勉強法についてディスカッションしました。
私の目的は、
1.自分独自の勉強法の確立
2.その勉強法にしっかりとした理由づけができるようになる
ことでした。
どのように復習するか?
11月模試でより上位に位置するためにはどうすればいいか?
この2つの質問を投げかけてみました。
予想通りでしたが…
無謀すぎるスケジュール
具体性のない目標
のオンパレードでした。
しかし、これは仕方のないことです。
最初はみんなそうです。
そこで、「こので成績が上がる、そう思う理由は何?」
「それで本当に成績があがる?」と聞いてみました。
すると
ん〜と言って悩んでしまいます。
実は勉強しながら不安に押しつぶされる原因はここにあります。
成績が上がる、結果がでるという「絶対的な自信」が無いと、必ず途中で「ほんとうにこれでいいのだろうか?」という疑問が湧いてくるのです。そして、
不安に押しつぶされやすい人ほど、闇雲に勉強を始めます。
自己分析が十分行われず、ただただ問題を解いたり、参考書を読んだりします。
これも一つの方法ですが、残念ながら効率は良くありません。
効率が良くないのでさらに焦りが出ます。
また、闇雲に勉強を始める人は、無謀でタイトなスケジュールを自分に課します。当然ですが、過密なスケジュールはどこかで狂ったり、予定通り実行できかったりします。
風を引いて体調を崩す
どこかへ外出しなければならない
絶対狂います!
しかし、タイトなスケジュールは修正がききません。
どんどん最初の計画はずれ込んでいき、焦りが募ります。
そして、このやり方で「絶対に成績が上がる」という理由づけがなされていませんから
余計に不安が増大します。
これが「不安に押しつぶされる」原因です。
ですので、このベーシックコースの学生と行ったディスカッションでは、
「これで絶対に成績が上がるはずだ」というロジック(理論、理由)にこだわりました。
「これで成績が上がらないわけがない」というくらいの勉強法を考えてみようという指示をだしました。
そこで、各自に挙げてもらった勉強法を修正してもらい、
「絶対に成績が上がる!」理由も述べてもらいました。
この一言で彼らの目標が具体的なものになり、
スケジュールも確実にこなせるものになりました。
1回の指示でここまでできれば大したものです。
このディスカッション、2時間半もやりました。
こんなことを書くと、
「その2時間半が無駄なんじゃぁ…」
「その時間を勉強に充てた方がいいんじゃないの?」
そんな意見もあるでしょう。
しかし、この2時間半で彼らの勉強の効率は上がります。
効率が上がれば、1時間で2時間の効果を出せます。
また、不安にさいなまれる時間も少なくなります。
2時間半なんて簡単にもとがとれてしまいます。
人間は、どうしても不安があるとその気持ちを消してしまおう、消してしまおうとします。でも国家試験を前にすると誰しも不安な気持ちになるもんです。
消してしまおうとせず、一度
「こんなに不安になるのは…それはなぜか?」
と考えてみてください。
これも実は勉強の効率を上げる方法です。
「自分がなぜ不安なのかを考えてみる」これは心理カウンセラーがよく行うアプローチ方法なんです。
こうすることでセルフカウンセリング(自分自身をカウンセリングすること)が可能になります。
もし、心理学や心理カウンセラーに興味があれば、11月にカウンセラー養成スクールのオープン講座があります。(多少参加費がかかりますが)
よかったら参加してみてください。
沢山の発見があるはずです。

こんばんは。
病態生理・薬物治療、機能形態、免疫、微生物担当の川上絢美です。
今日は、ベーシックコースの講義でした。
講義が終了して自分の席に戻ると、私のノートパソコンの上にこんな封筒が一つ置いてありました。
こんなの
↓

ガネーシャからだそうです。
そして、「少ないけどとっといて。」だそうです。
で、中身は…

「ホンモノやおもた?成功はお金やないで!」

10月2日ドラマスタート!
だそうです。
ガネーシャとはインドのゾウの姿をした神様です。
こんな方です。
小倉講師の「裏カンボジア」と題されたブログでも紹介されていましたね。
ですが、現在はこちらの本で有名です。
「夢をかなえるゾウ」です。

この本、私も読みました。
ドラマ化されるということで、「ぜひ、見てみたい!」と思っていたのです。
ですが、なかなか放送が始まらないのですっかり忘れていました。
そしたら、これが私のパソコンの上に置いてあったのです。
ドラマ、見ろってことですか…?
で、
この封筒を置いたの誰ですか?
この封筒を私の机に置いた人は一体だれなのか?
(ご丁寧にこのドラマのことを教えてくれたのは誰なのか)
気になったので、教務室にいた職員に聞いてみました。
まずは、ずっと私が講義している間中教務室にいたと思われる
事務担当の倉元淳さん(姉の方)
さぁ、知りません。ガネーシャじゃないですか?
んなわけないでしょう…。
次は小倉講師。「ねぇ、これを私の机に置いてくれた人知らない?」
さぁ、知りませんね。ガネーシャじゃないですか?
んなわけないでしょう…。
次は私と同じく「夢をかなえるゾウ」を読んだことのある松阪君にも聞いてみました。
僕もしりませんね。先生!ガネーシャですよ!
あんたらみんなグルですか?!
ちなみに、この「夢をかなえるゾウ」という本、
さえないサラリーマンの家に突然ガネーシャがやってくるところから始まります。
で、そのサラリーマンに
「自分、このままやったら2000%成功できひんで」
と言うのです。
「自分、ぶっちゃけしょぼいやん」
と言うのです。
そして、そのサラリーマンは自分を変えるために、この変なゾウの神様が出す課題を一つ一つ実際にやっていくのです。
つまり、この本、自己啓発の本です。
このガネーシャさん、インドの方なのに関西弁なんです。
そして、関西弁でガネーシャさんいろいろいいことを言います。
私は、勉強は頭の良い、悪いではありません。「上手」か「下手」かそれだけですと受験する人によく言います。
そして、勉強上手になるために、私はガネーシャと同じことを繰り返し言っています。
ガネーシャは、教えを請うサラリーマンにこのようなことを言うのです。

これはとても大切なことです。
よく、私が講義の合間合間に話す勉強法を聞いて、あるいは勉強法について書いたブログを読んで
「意識が変わりました!」
「やる気がでました!」
といってくれる人がいます。
これはこれで重要ですが、じつはこれだけでは勉強上手にはなれません。
成績は上がりません。
意識が変わっても同じ行動(同じ勉強法)を続けているのなら、
結果は当然変わりません。
つまり、私が提案した勉強法を実際にやってみてくれないと今と何も変わらないのです。
とても当たり前のことです。
ですが、これが意外と難しいのです。
「私が提案する勉強法を試す人」というのは、勉強法を今までと変えてみるということです。
未知のものを試すのです。
例えるなら始めて水の中に入るようなものです。
そう、
恐いのです。
ですので、たいていの人はすぐに「新しい勉強法」を実践できません。
これはとてももったいないことですので、私は繰り返し行動を変えなさい!というのです。
私の講義を生で聞いてくれる人には、講義中に実際にやってもらいます。
講義中、国家試験のポイントをわかりやすく話すのは当然のことですが、これに合わせて手取り足取り指示を出します。
講義の聴き方、ノートの書き方、線の引き方…などです。
講義中に指示をだし、実際にやってもらうのです。
行動(勉強の仕方)を変えてもらうのです。
そして、講義が終わった後どのような変化が自分に起こったか、これを自分で感じてもらいます。
最初の一歩を半ば無理矢理踏み出してもらうわけです。
決して、一つのやり方を絶対視してはいけません。
さまざまな方法を試してみましょう。そして、その状況にあった方法を採用してみましょう。
目的を達成するための方法は、沢山知っている方が有利です。
常に、勉強を始めるときには具体的に自分に問いかけて、考えてみましょう。
このやり方で効果がでるかどうか、効率は良いかどうか。
これに5分かけるだけで、たった1時間の勉強で2時間分、3時間分の効果をあげることができます。
5分考えるだけで、「最初考えた5分」は十分もとがとれます。
先日、ある大学で講義をさせていただいたとき、学生のほぼ全員が
私がテキストを読むと、読んだところ全てにアンダーラインを入れたのです。
私がホワイトボードに書いた内容を全て書き取るのです。
また、私が話した内容もテキストの欄外に一生懸命書き取っていました。
そこで、私は
「私が話す内容全てにアンダーラインを入れてはいけない、私が言ったことをそのまま全てノートにとってはいけない。」といいました。
それはなぜか。
このようなことをしている人は、講義中何も考えていないからです。
講義中何も考えていないからまるで機械のようにただただ写し取るのです。
これは折角講義を聴いていても、勉強になっていません。
これは「勉強」とはいわないのです。「作業」といいます。
作業をやっていても成績は上がりません。
まず、考えましょう。
考えながら講義を聴きましょう。
これは必要か必要でないのか。
必要ならば「紙(ノートや参考書)」に覚えさせるのではなく、自分の頭に刻みつけます。
これは絶対覚えないといけない(優先順位高)なものか、覚えた方が良い(優先順位中)のか、覚えなくてもいいのか…
このキーワードはどのような問題で出題されるのか…
など、考えながら講義は聞かなければなりません。
それでは、実際にやってみてください。
行動が変わったときに結果は変わります。
ところで、私の机にこの封筒置いたの誰ですか?

病態生理・薬物治療、機能形態、免疫、微生物担当の川上絢美です。
今日は、ベーシックコースの講義でした。
講義が終了して自分の席に戻ると、私のノートパソコンの上にこんな封筒が一つ置いてありました。
こんなの
↓

ガネーシャからだそうです。
そして、「少ないけどとっといて。」だそうです。
で、中身は…

「ホンモノやおもた?成功はお金やないで!」

10月2日ドラマスタート!
だそうです。
ガネーシャとはインドのゾウの姿をした神様です。

こんな方です。
小倉講師の「裏カンボジア」と題されたブログでも紹介されていましたね。
ですが、現在はこちらの本で有名です。
「夢をかなえるゾウ」です。

この本、私も読みました。
ドラマ化されるということで、「ぜひ、見てみたい!」と思っていたのです。
ですが、なかなか放送が始まらないのですっかり忘れていました。
そしたら、これが私のパソコンの上に置いてあったのです。
ドラマ、見ろってことですか…?
で、
この封筒を置いたの誰ですか?
この封筒を私の机に置いた人は一体だれなのか?
(ご丁寧にこのドラマのことを教えてくれたのは誰なのか)
気になったので、教務室にいた職員に聞いてみました。
まずは、ずっと私が講義している間中教務室にいたと思われる
事務担当の倉元淳さん(姉の方)

んなわけないでしょう…。
次は小倉講師。「ねぇ、これを私の机に置いてくれた人知らない?」

んなわけないでしょう…。
次は私と同じく「夢をかなえるゾウ」を読んだことのある松阪君にも聞いてみました。

あんたらみんなグルですか?!
ちなみに、この「夢をかなえるゾウ」という本、
さえないサラリーマンの家に突然ガネーシャがやってくるところから始まります。
で、そのサラリーマンに
「自分、このままやったら2000%成功できひんで」
と言うのです。
「自分、ぶっちゃけしょぼいやん」
と言うのです。
そして、そのサラリーマンは自分を変えるために、この変なゾウの神様が出す課題を一つ一つ実際にやっていくのです。
つまり、この本、自己啓発の本です。
このガネーシャさん、インドの方なのに関西弁なんです。
そして、関西弁でガネーシャさんいろいろいいことを言います。
私は、勉強は頭の良い、悪いではありません。「上手」か「下手」かそれだけですと受験する人によく言います。
そして、勉強上手になるために、私はガネーシャと同じことを繰り返し言っています。
ガネーシャは、教えを請うサラリーマンにこのようなことを言うのです。

これはとても大切なことです。
よく、私が講義の合間合間に話す勉強法を聞いて、あるいは勉強法について書いたブログを読んで
「意識が変わりました!」
「やる気がでました!」
といってくれる人がいます。
これはこれで重要ですが、じつはこれだけでは勉強上手にはなれません。
成績は上がりません。
意識が変わっても同じ行動(同じ勉強法)を続けているのなら、
結果は当然変わりません。
つまり、私が提案した勉強法を実際にやってみてくれないと今と何も変わらないのです。
とても当たり前のことです。
ですが、これが意外と難しいのです。
「私が提案する勉強法を試す人」というのは、勉強法を今までと変えてみるということです。
未知のものを試すのです。
例えるなら始めて水の中に入るようなものです。
そう、
恐いのです。
ですので、たいていの人はすぐに「新しい勉強法」を実践できません。
これはとてももったいないことですので、私は繰り返し行動を変えなさい!というのです。
私の講義を生で聞いてくれる人には、講義中に実際にやってもらいます。
講義中、国家試験のポイントをわかりやすく話すのは当然のことですが、これに合わせて手取り足取り指示を出します。
講義の聴き方、ノートの書き方、線の引き方…などです。
講義中に指示をだし、実際にやってもらうのです。
行動(勉強の仕方)を変えてもらうのです。
そして、講義が終わった後どのような変化が自分に起こったか、これを自分で感じてもらいます。
最初の一歩を半ば無理矢理踏み出してもらうわけです。
決して、一つのやり方を絶対視してはいけません。
さまざまな方法を試してみましょう。そして、その状況にあった方法を採用してみましょう。
目的を達成するための方法は、沢山知っている方が有利です。
常に、勉強を始めるときには具体的に自分に問いかけて、考えてみましょう。
このやり方で効果がでるかどうか、効率は良いかどうか。
これに5分かけるだけで、たった1時間の勉強で2時間分、3時間分の効果をあげることができます。
5分考えるだけで、「最初考えた5分」は十分もとがとれます。
先日、ある大学で講義をさせていただいたとき、学生のほぼ全員が
私がテキストを読むと、読んだところ全てにアンダーラインを入れたのです。
私がホワイトボードに書いた内容を全て書き取るのです。
また、私が話した内容もテキストの欄外に一生懸命書き取っていました。
そこで、私は
「私が話す内容全てにアンダーラインを入れてはいけない、私が言ったことをそのまま全てノートにとってはいけない。」といいました。
それはなぜか。
このようなことをしている人は、講義中何も考えていないからです。
講義中何も考えていないからまるで機械のようにただただ写し取るのです。
これは折角講義を聴いていても、勉強になっていません。
これは「勉強」とはいわないのです。「作業」といいます。
作業をやっていても成績は上がりません。
まず、考えましょう。
考えながら講義を聴きましょう。
これは必要か必要でないのか。
必要ならば「紙(ノートや参考書)」に覚えさせるのではなく、自分の頭に刻みつけます。
これは絶対覚えないといけない(優先順位高)なものか、覚えた方が良い(優先順位中)のか、覚えなくてもいいのか…
このキーワードはどのような問題で出題されるのか…
など、考えながら講義は聞かなければなりません。
それでは、実際にやってみてください。
行動が変わったときに結果は変わります。
ところで、私の机にこの封筒置いたの誰ですか?

こんばんは。
病態生理・薬物治療、機能形態学、免疫学、微生物学担当の
川上絢美です。
さて、最近、学生さんに
「先生の勉強法読んでます!」
「勉強法試してますよ!」
などと言ってもらうことが多くなりました。
ま、
そんなこと言われてしまいますと、
張り切ってしまうわけで…
「講義で伝えられないことをブログで伝えられるやん!」なんて思ってしまうわけで…
なので、つい書いてしまうわけで…

さて、今日のテーマはずばり
本番に弱い人
です。
「本番に弱い人」は自習の様子を見ていればわかります。
あ、あの人は「本番に弱い!」と。
さて、どうして私には「本番に弱い」とわかるのでしょうか。
理由は簡単です。
その人は
自習の回数を重ねるごとに「勉強しなければならない範囲」を広げていってしまう
からです。
私は、「テスト(模擬試験や毎日行うミニテストなど)はどう復習したらいいですか?」とアドバイスを求めてくる学生に対して、
「では間違った問題だけやり直しなさい。量が多い場合は、その中でも最も重要なものを3つだけ絞り込んでそれを毎日通学時間や寝る前に見なさい。
量は少ないけど、毎日継続することを約束してね。」
といいます。
すると、たいていこう言われます。
「え、それだけでいいの?」と。
それだけで十分です。
でも、「これで十分」な理由を知らなければ納得がいきません。
つい、「全部やり直さなくて大丈夫なのか?」という不安が湧き起こってきます。
納得ができなければ、「まちがった問題だけをやり直す」という方法がなかなか実行できないでしょう。
ですが、いつもいつもこの全部やり直さなくて大丈夫な理由を学生さんに十分説明しているわけではありませんので、
今日はブログでその理由を説明します。
本番が近づいてくると勉強する範囲を絞り込んでいくのが「上手な勉強法」です。
本番に弱い人はたいてい、試験直前になっているのに勉強しなければならない範囲を絞ることができていません。
そして、実現不可能な膨大な内容を自分に課します。
つまり、
あれもやってない!これもやってない!系の人
です。皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか。
「あ、いるいるそんな人。見たことある!」とか
「私やん!」と思った人など…
このような「あれもやってない!これもやってない!系の人」は、どんどん不安だけが増大してきます。
そりゃあそうです。
そして、そういう人に限って
着席して試験が始まる直前の数分も分厚いテキストのページを必死にめくり…
血走った目で参考書の文字を追いかける…
のです。
当然、この時の精神状態は試験直前の精神状態としてはいいわけがありません。
完全にパニクってますよ!
では、試験が近づくに連れて「やることを絞る」ためにはどうすればいいのでしょうか?
答えは簡単です。
できなかったところだけをやり直せばいい
のです。
何度も同じ問題をやり直しているうちに、だんだんできる(解ける)ようになる問題は増えていきます。
逆を言えば、できない問題は減っていきます。
これが本番が近づいてくると勉強する範囲を絞り込んでいく「上手な勉強法」です。
と、いうよりこの方法だと自然と絞り込まれます。
絞り込まれないわけがないのです。
テストの前に「やること」を増やしてはいけません。
むしろ、私は模擬試験の前日や直前期には「やることを絞る」練習をぜひして欲しいのです。
絞ることで「あれもやっていない、これもやっていない病」を回避できます。
また、より良い精神状態で試験を迎えることができます。
次回の模擬試験では、ぜひ、
ヤマをかけいかに確実な知識を増やすか
この練習をしてみてください。
すると不思議と2〜3点は点数が上がります。
これはいわゆる「締め切り効果」というやつも利用した方法なんですが…
この「締め切り効果」は人間の脳みその面白い性質です。
これも使わない手は無いのいずれご紹介したいと思います。
私の書きたい内容は後を経ちません。
加速する勉強法
「あと5分だけやる」と「あと30分続けられる」
なぜ参考書は年々分厚くなるのか?!(参考書の裏事情)
などなど
ですが、今日はこの辺で。
病態生理・薬物治療、機能形態学、免疫学、微生物学担当の
川上絢美です。
さて、最近、学生さんに
「先生の勉強法読んでます!」
「勉強法試してますよ!」
などと言ってもらうことが多くなりました。
ま、
そんなこと言われてしまいますと、
張り切ってしまうわけで…
「講義で伝えられないことをブログで伝えられるやん!」なんて思ってしまうわけで…
なので、つい書いてしまうわけで…

さて、今日のテーマはずばり
本番に弱い人
です。
「本番に弱い人」は自習の様子を見ていればわかります。
あ、あの人は「本番に弱い!」と。
さて、どうして私には「本番に弱い」とわかるのでしょうか。
理由は簡単です。
その人は
自習の回数を重ねるごとに「勉強しなければならない範囲」を広げていってしまう
からです。
私は、「テスト(模擬試験や毎日行うミニテストなど)はどう復習したらいいですか?」とアドバイスを求めてくる学生に対して、
「では間違った問題だけやり直しなさい。量が多い場合は、その中でも最も重要なものを3つだけ絞り込んでそれを毎日通学時間や寝る前に見なさい。
量は少ないけど、毎日継続することを約束してね。」
といいます。
すると、たいていこう言われます。
「え、それだけでいいの?」と。
それだけで十分です。
でも、「これで十分」な理由を知らなければ納得がいきません。
つい、「全部やり直さなくて大丈夫なのか?」という不安が湧き起こってきます。
納得ができなければ、「まちがった問題だけをやり直す」という方法がなかなか実行できないでしょう。
ですが、いつもいつもこの全部やり直さなくて大丈夫な理由を学生さんに十分説明しているわけではありませんので、
今日はブログでその理由を説明します。
本番が近づいてくると勉強する範囲を絞り込んでいくのが「上手な勉強法」です。
本番に弱い人はたいてい、試験直前になっているのに勉強しなければならない範囲を絞ることができていません。
そして、実現不可能な膨大な内容を自分に課します。
つまり、
あれもやってない!これもやってない!系の人
です。皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか。
「あ、いるいるそんな人。見たことある!」とか
「私やん!」と思った人など…
このような「あれもやってない!これもやってない!系の人」は、どんどん不安だけが増大してきます。
そりゃあそうです。
そして、そういう人に限って
着席して試験が始まる直前の数分も分厚いテキストのページを必死にめくり…
血走った目で参考書の文字を追いかける…
のです。
当然、この時の精神状態は試験直前の精神状態としてはいいわけがありません。
完全にパニクってますよ!
では、試験が近づくに連れて「やることを絞る」ためにはどうすればいいのでしょうか?
答えは簡単です。
できなかったところだけをやり直せばいい
のです。
何度も同じ問題をやり直しているうちに、だんだんできる(解ける)ようになる問題は増えていきます。
逆を言えば、できない問題は減っていきます。
これが本番が近づいてくると勉強する範囲を絞り込んでいく「上手な勉強法」です。
と、いうよりこの方法だと自然と絞り込まれます。
絞り込まれないわけがないのです。
テストの前に「やること」を増やしてはいけません。
むしろ、私は模擬試験の前日や直前期には「やることを絞る」練習をぜひして欲しいのです。
絞ることで「あれもやっていない、これもやっていない病」を回避できます。
また、より良い精神状態で試験を迎えることができます。
次回の模擬試験では、ぜひ、
ヤマをかけいかに確実な知識を増やすか
この練習をしてみてください。
すると不思議と2〜3点は点数が上がります。
これはいわゆる「締め切り効果」というやつも利用した方法なんですが…
この「締め切り効果」は人間の脳みその面白い性質です。
これも使わない手は無いのいずれご紹介したいと思います。
私の書きたい内容は後を経ちません。
加速する勉強法
「あと5分だけやる」と「あと30分続けられる」
なぜ参考書は年々分厚くなるのか?!(参考書の裏事情)
などなど
ですが、今日はこの辺で。