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北の国から

こんにちは。
有機・分析・放射・生薬・生化担当の黒木です。

先日、出張で北海道に行ってきました。
 ※注:旅行ではなくあくまで仕事です。

ある程度は覚悟の上で出発しましたが、
2月の北海道をなめちゃダメです。
新千歳空港に着いた瞬間から雪国でした。
ホットドリンクが欠かせません。

目的地の一つ、北海道大学に到着し、駐輪場はこんな感じ。


自転車に乗る前に雪かきが必要です。


北大といえば、クラーク博士ということで
クラーク博士にご挨拶。


旧五千円札でお馴染み、「武士道」の著者、新渡戸稲造博士にもご挨拶。



また、北大といえば、ノーベル化学賞を受賞した鈴木章教授。

北大博物館にはノーベル賞受賞者に贈られる記念メダルのレプリカが展示されています。


鈴木章教授は鈴木カップリング反応でノーベル賞を受賞しましたが、
その鈴木カップリング反応について、簡単に解説。
(※注:国家試験には出ません。興味無ければ読み飛ばしてください。)

鈴木カップリング反応は炭素-炭素結合生成反応の一つです。
炭素と炭素の結合は、非常に切れにくい結合ですが、
その反面、作るのが難しいため、
有機化学にとって、炭素-炭素結合生成反応は重要です。

鈴木カップリング反応は、パラジウム触媒を使うことで、
炭素と炭素の新しい結合を作ることができます。
一例として有機ホウ素化合物とパラ-ブロモ安息香酸の反応を見てみます。



この反応では2つのベンゼン環炭素が結合を作っていますが、
これが鈴木カップリング反応です。
鈴木カップリング反応は、あらゆる分野で応用され、
医薬品開発においては、アンギオテンシン受容体遮断薬バルサルタンの合成などで用いられています。

鈴木教授はこの反応を偶然も重なって確立することができました。
まさにセレンディピティです。

そしてこれが、ノーベル賞のメダルです。

鈴木教授(のパネル)

鈴木教授の言葉


国家試験を目指す皆さんにも通じる言葉ですね。
国試までもう少し、最後まで「精進努力」で頑張ってください。
きっとその先には、明るい未来が待ってます!




~最後に~
メダルの見学をし、仕事も終え、
北大到着時から約1時間半後、あたりは猛吹雪でした。

訪問時迎えてくれた、クラーク博士もこんな事に。



ビフォー



アフター


この後、僕自身に積雪1cm及び尻餅1回を記録しました・・・

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